きたかHV。
結果ヒューズ切れだったんですけどね。
・・・
サービスインフォメーションにIMAシステム点検、充電できませんとでてエンジンをかけ、しばらくするとエンスト、
その後再始動できなくなったという。バッテリーを付け替えたら再始動はできたと。で、またエンスト、始動できずの繰り返し。
デンワで聞いて・・・
12Vバッテリーがスッカラカンになったな・・・
DC-DCコンバーターが働いてない・・・
と、思いとりあえず現地に診断機持って行き現車を確認すると・・・
キーON、IMAシステム点検してくださいと・・・エンジン始動~セルモーターで始動している・・・
そして充電できませんと(警告灯も点灯)。
診断機を繋ぎ
P1634 インバーター回路信号異常
データモニターにて
モジュール電源電圧11.7Ⅴ、12Vバッテリーは上がる・・・コンバーターの目標電圧は14,1V
高電圧回路絶縁抵抗0kohm たしか400kohmだと・・・
HVコンタクター(回路図でいうメインコンタクター)OFF 高電圧回路遮断されてる・・・
バッテリーのSOCも低い・・・
と特に、目についたのはコレぐらい。
で・・・?
とりあえず現地ではコレ以上はって事で一旦引き上げてFAINESにて座学。
DTC解説、DTC診断、回路図なんてところで確認する・・・
デンワにて
NO53のヒューズを見てくれないかと伝えると・・・
切れてると。
それだ!と。
あやしいのはIPU冷却ファン(モーター)だと思う・・・。
けど・・・IPU冷却ファンの異常コードがはいらないのか??
(FAINESの事例にしばらく走行するとNO53のヒューズが切れDTC IPU冷却ファン回路異常が表示するとあった。原因 IPU冷却ファン内部ショート)
(IPU冷却ファンの異常コードの診断手順にはP1634インバーター回路異常のコードは入らないか?とでてくる)
・・・
とりあえずヒューズを付け替えてもらい・・・
するとエンジンを始動して吹かしたらパツっと音がしてまた切れたと。
・・・
吹かしたら・・・?
・・・
そして車輌が入庫した。
過大電流が流れるとブレーカーが落ちるという
これをつけて・・・アイドリングではブレーカーは落ちない・・・言われたとうり吹かしてみると数秒で切れた(落ちた)。
サービスインフォメーションでIMAシステム作動状況画面を眺めているとどうもIMAバッテリーに充電しだす
回転数(エンジン回転約3000RPM)で吹かしていると数秒で切れるよう(何回か試したが同じタイミング)
アイドリングでは切れない・・・
3000RPMぐらいで吹かすとすぐ切れる・・・
(3000以下の回転数では切れなかった)
・・・
IPU冷却ファンって・・・バッテリーやコンバーター、インバーターが一定温度以上にならないと作動しないとあるが・・・
何度で作動しだすのだろう・・・
IMAバッテリー温度20℃ぐらいじゃ作動しないっていうのは普段から診断機眺めててわかっているのだが・・・
資料には一定温度に達するととしか記載がない。(システム概要にも明確な記載はない)
見つけられなかっただけ?
・・・
先にすすんで資料に記載があるどうりのIPU冷却ファンをアクティブテストで作動させてみる事に
テスト失敗。切れた。
2回繰り返す・・・できず(切れた)
このタイミングで・・・
IPU冷却ファンと判断した。
最後に
IPU冷却ファンのカプラーを外しエンジンを吹かしていたが切れる事はなかった。
異常コードも入らず。
SOC 74%
23年式 フィットHV DAA-GP1
走行26千㌔。
こうやって
不具合が起こって
はじめて勉強している(勉強になる)ような気がする・・・
わからない事は多いいが。
まぁ、普段から正常なクルマで正常値(診断機の)だけはみるクセはつけとかないと・・・。